2019年1月の読書会『ニューエリート』をテーマに開催します!
会社を辞める準備はできていますか?
時間 短■■□□□長 難易度 易■■□□□難 内容 浅■■■■■深 著者のピョートル氏は、元Google社員であり、現在は独立し、組織開発の会社を立ち上げ代表取締役を務めています。 Google社員の著書で有名なものには、『How Google Works』や『Work Rules』『第五の権力』などがありますが、 分厚くて難解!という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?ところが!この本はボリュームも多くなく、内容も理解しやすいのでご安心ください!「いつでも変化に対応できる準備をしておこう」 という著者の熱いメッセージが、明快に伝わってくる一冊です。 |
タイトルに「エリート」とついてるので、 「どうせ一部の限られた人のための本だろう」と思いページを開きました。 でも全然違いました。
私たちが思い描くエリートは、「良い大学を卒業して、良い会社に入れば、その地位がずっと保証される」というイメージだと思います。 でも、このような人たちのことを「オールドエリート」と著者のピョートル氏は言います。
一方で、「ニューエリート」とは、持続的に成長する人のことだと言います。
重要なのは「今どこにいるか」という地位よりも、元いた場所と今いる場所に差があるということ。 つまり、僕の成功の定義は「持続的に成長していること」です。たとえば、会社員だった人が努力の 末に起業の夢を実現したら、それがどれだけささやかな事業であっても、見上げるような成功です。 小さな会社でも、転職してやりたかった仕事に就けたのなら、やっぱり成功です。一定期間で区切っ た成長度合いで比較すれば、特に成功者とみなされていない人の中にも、実は成功者が存在します。 むしろ、彼らが成功者とみなされる時代が遠からずやってくるはずです。こうした人を、僕はニュー エリートと定義しています。(本文より)
つまり、自分がいまいる居心地の良い場所からとびだしてチャレンジする人たちのことです。

今は人生が100年と言われる時代です。30歳の人はあと70年も生きる事になります。今当たり前だと思っている世界が70年続くとは考えにくく、平成の30年間だけを考えてみても、バブル崩壊、リーマンショック、IT革命、AIの台頭、自動運転など、予想もしていなかった変化ばかりです。
共産主義の崩壊とともにポーランドにある生まれ故郷を失った経験をもつ著者は、このように表現しています。
僕が言いたいのは、自分が今当たり前だと思っている世界は、全然当たり前 ではないということです。家族が離れ離れになってしまうかもしれないし、会社がずっと安泰とは限らないし、国や地域社会が崩壊してしまうことだって あるのです。変化は突然やってきます。僕たちはそうした変化を止めることも、避けることもできません。だからこそ変化を受け入れ、変化を乗りこなし、変化を楽しむ必要があるのです。(本文より)
こんな時代だからこそ、ニューエリート的生き方がどんどん主流になってくるのではないでしょうか。
本書では、ニューエリート的生き方を選択する人が身につけるべき具体的なスキルや考え方の話まで、分かりやすく解説してあり、新年に読むにはおすすめの一冊です。ぜひお読みになって、読書会であなたの考えをお聞かせください。
読書会の流れ
- 全体の説明
- 自己紹介
- 本の内容をシェア
- まとめ
- 懇親会(参加自由)
参加方法
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追伸
あとで申し込もうという方。ジョギングと同様、あとでと思ってしまうと、走り出すことができません。走り出してしまえば、あとはとても気持ちがいい。楽しく、笑いに満ちた知的習慣を一緒にスタートしませんか?