今月のテーマ本

読書時間 短■■□□□長
読み易さ 易■■□□□難
内容 浅■■■■■深
読み易さ 易■■□□□難
内容 浅■■■■■深
突然ですが、今のあなたの仕事について、次の3つのことを問いかけてみてください。
1.あなたの仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
2.あなたの仕事は、コンピュータならもっと安くやれるだろうか?
3.あなたが提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
2.あなたの仕事は、コンピュータならもっと安くやれるだろうか?
3.あなたが提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
すべてクリアできているなら、あなたはこの本を読まなくても問題ないかもしれません。しかし、ひとつでも引っかかるのであれば、この本はあなたに重要な気付きを与えてくれるはずです。
著者であり、アメリカのベストセラー作家であるダニエル・ピンク本人が本の内容を語っています。5分弱の動画です。字幕付きなので、音声がなくても閲覧できます。
100万ドルの価値がある本
『ハイ・コンセプト』は、出版から10年以上経っても色褪せる事なく、今でも書店に置かれている本です。
翻訳しているのは、あの大前研一。マッキンゼー・アンド・カンパニーで日本支社長を務めた、ちきりんや勝間和代の師匠です。一流企業だけでなく一国をコンサルティングをするほどの大物です。
『ハイ・コンセプト』は、その大前研一をして「100万ドルの価値がある!」と言わしめたほどの本です。
『21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか。本書はこの「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示したアメリカの大ベストセラーである。』大前研一
果たして、「本書が初めて真っ正面から示した答え」とは何なのか?
答えを端的に言えば、「ハイコンセプト」と「ハイタッチ」という2つの能力を伸ばす事です。
ハイコンセプト-パターンを見つけ出す能力
-芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
-人を納得させる話のできる能力
-バラバラに見える概念を組合わせて新しい構想や概念を生み出す能力ハイタッチ
-他人と共感する能力
-人間関係の機微を感じ取る能力
-自らに喜びを見出し、他人が喜びを見つける手助けをする能力
-ごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力
いかがでしょうか。学校では全く教わってない能力ではないでしょうか。しかし、教わっていなくても問題はありません。自分で学べばよい事だからです。
興味がある方は、ぜひ本書をお読みになってみてください。
そして、感じたことや気づいたことを読書会でお聞かせください。
目次
第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代
・なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
・これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
・右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ
・なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
・これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
・右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ
第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく
・「機能」だけでなく「デザイン」
・「議論」よりは「物語」
・「個別」よりも「全体の調和」
・「論理」ではなく「共感」
・「まじめ」だけでなく「遊び心」
・「モノ」よりも「生きがい」
関連書籍
・『フリーエージェント社会の到来』ダニエル・ピンク
・『モチベーション3.0』ダニエル・ピンク
・『人を動かす新たな三原則』ダニエル・ピンク
・『ワーク・シフト』リンダ・グラットン
など。他にも関連する書籍がありましたら、一緒にお持ちください!
・『モチベーション3.0』ダニエル・ピンク
・『人を動かす新たな三原則』ダニエル・ピンク
・『ワーク・シフト』リンダ・グラットン
など。他にも関連する書籍がありましたら、一緒にお持ちください!
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