久しぶりに開催報告をアップします!読書会でどんな本がどんな風に紹介されているのか、ご参考になればと思います。

紹介された本
ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法
この本を手に取ったきっかけは、会社の先輩から「やることをコミットしろ」と言われた事。
でもコミットが何かわからなかったから、その先輩の机に置いてあった本を借りパクして、コミットについて調べてみた。借りパクした本がこの本。
ホリエモンによると「コミットとはハッタリ」
ハッタリをかまして、言い切って、それを実現していくこと。人は覚悟についてくる。人生は決断の連続。だから、ハッタリをかまして、それを実現させる覚悟を持って行動すれば、そこに人がついてきて、ハッタリが実現していくのだそう。
ヒップホップ・ドリーム
一人の日本人ヒップホッパーの自伝です。ヒップホップは元々はアンダーグラウンドの文化。そのアンダーグラウンドからの成り上がりがありありと描かれている衝撃の本です。
強力なコミットで「殴る」と言ったら、脅しで終わるのではなく本当に殴る。刺すと言ったら本当に刺す。そうやって生きてきた人。
著者はアメリカからキューバへ白い粉を売って稼いで成り上がった人。「置かれた状況で、妥協なくどう生き抜くか?」という問いに本質的に答えてくれる本。殴る、刺す、薬を売る。世の中にプラスのことを全くしてないのに、なんでこの人に人がついてくるのか? そんな、一人のカリスマの自伝です。
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
日本にいることに疲れて社会主義国であるキューバを旅した、芸人オードリー若林の旅行記です。
自由主義VS社会主義。自由主義の世界で生かされている表参道のセレブ犬。一方で、カバーニャ要塞でのほほんと生きている野良犬。結局どっちが幸せなんだろう?
この本を読むとどうやらキューバに行きたくなるようです。過去にこの本を紹介された2名の男性は、2名ともキューバを一人旅していました。今回紹介していただいた方もキューバ行きを迷っているようでした。読んだ人に行動を起こさせる本は少ないです。でもこの本は、その数少ない一冊のようです。
芸人迷子
これまたお笑い芸人、ユウキロックの自伝。
ハリガネロックというお笑いコンビが売れるまでの葛藤の日々を描いた本です。お笑い芸人が書いているのに、まーったく笑えない。それどころか、最初から最後までひたすら暗い。。
でも、学ぶことは多くありそう。
まず「2005年、俺は漫才を止めるべきだった」という一文から始まり、その9年後の2014年に解散するまでの話。
俺には漫才しかない!と思い込んでやってはきたものの、パッションだけではうまくいかないことを気づかされる本です。引き際って大事だな〜と感じました。
プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術
法政大学の教授が書いた本。世界的ベストセラー『LIFE SHIFT』によって「人生100年時代」という言葉が広く知られました。
そんな時代に、「何をもって成功とみなすか?お金なのか?人間関係なのか?」という多くの人が感じているであろう問いに真っ向から答えています。つまり、成功には「心理的成功が最も大切」なんだと。成功したかどうかは、結局は「自己満足」だということです。
本のタイトル「プロティアン」とは、ギリシャ神話に出てくる、「何にでもなれる神」のこと。つまり、私たちは、何者にでもなれるから、平日は会社員として働きつつ、週末に副業をしたり、NPO活動したり、音楽バンドなど趣味に励んだり、いろんな顔を持つプロティアンになりましょう。そして心理的成功を獲得しましょう、という提案をしている本。
実際に、100年時代だからと言って、いきなり会社お休みやめて何かするこのハードルが高いし、現実的な考えだと感じました。
情報だけ武器にしろ。: お金や人脈、学歴はいらない! (ポプラ新書)
お金、人脈、学歴はいらない。情報を集めて行動するのみ。情報のシャワーを浴びまくること。ぜんぶ頭に残っていなくても、必要な情報は無意識が覚えていて、きっかけがあれば思い出して、その情報がつながって未来が予測できる!という感じのことが書かれた本です。でもほとんどの人は、お金、人脈、学歴にとらわれてしまいますよね。
未来には二種類あるとホリエモンは言います。ひとつは「絶対的未来」。ドルや円の変動なんかがこれにあたります。予測するのは難しい。ふたつめは「相対的未来」。つまり、これからどんな世の中になるか?ということ。
相対的未来は、誰でも情報を集めればわかる。だから情報のシャワーを浴びまくって未来を予測する。その上で、「これからどうするの?」という自分をビジョンを描くことが大切なんだと。これができていない人は思考停止をしているだけ。なるほど。