『ミライの授業』瀧本哲史
読書時間 短■■□□□長
読み易さ 易■□□□□難
内容 浅■■■■■深
この本は、はっきり言って、めちゃくちゃ良い本です!超おすすめです!
アイザック・ニュートン、ナイチンゲール、ヘンリー・フォード、サッチャー、ココ・シャネル、ビル・ゲイツなど、
過去から現代に至るまでの20人の偉人のストーリーを事例に挙げながら、私たちが未来を生き抜くために必要な普遍のエッセンスを明示している本です。
そして、どんな壁にぶつかり、どうやって壁を突破したのか。彼らの生き方や考え方から、『未来をつくる法則』を導き出すことができないか。
未来を作るために、過去を知る。これから世界を変えるために、かつて世界を変えた人たちを学んでいくのだ」
(本書P52-53より抜粋)
例えば、
中学時代に学年で下から2番目の成績だったニュートンが、なぜ万有引力を発見できたのか?
親に捨てられ孤児だったココ・シャネルはなぜ、女性のファッションに革命を起こすことができたのか?
この本は、イラストが豊富で、二色刷りで、丁寧に作られていて、瀧本氏の他の著書と比べても、格段に力を入れていることがわかります。
14歳(中学二年生)に向けた講演をもとにして書かれた本ですので、本を読み慣れてない人でもサックリ読めます。
私たちが自分の人生の主人公となって世界を変えていくためには?
読書会で皆さんのお話をお聞きできればと思っております。
内容紹介
(Amazonより引用)
法則1 変革の旅は「?」からはじまる
法則2 冒険には「?」が必要だ
法則3 一行の「?」が世界を変える
法則4 すべての冒険には「?」がいる
法則5 ミライは「?」の向こうにある
本書は、その講義のエッセンスを凝縮した一冊である。未来を生きるきみたちに向けた、未来を変える特別講義だ。 ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』(2012年ビジネス書大賞)の著者が未来を生きるすべての子どもたちに、そして今を生きるすべての人に贈る、筆者著作活動の集大成!
目次
「メイド・イン・ジャパン」から「メイド・イン・世界へ」
ほか
▽ガイダンス――きみたちはなぜ学ぶのか?
きみたちが学んでいるものの正体
魔法はどこから生まれるのか
世界を変えた数学者、ニュートン
人間を惑わす4つの「思い込み」ほか
▽1限目 世界を変える旅は「違和感」からはじまる
きみが「冒険」に出る理由
問題解決から「問題発見」の時代へ
偉大なる統計学者、ナイチンゲール
頑固な医学者、森鴎外
コペルニクスはなぜ30年も沈黙したのか?
ほか
▽2限目 冒険には「地図」が必要だ
自分だけの「仮説」を証明しよう
ごくふつうの高校教師だった世界的化学者
中学一年生で起業を考えたビル・ゲイツ
マイクロソフトの社名に込められた想い
ほか
▽3限目 一行の「ルール」が世界を変える
柔道が世界で愛されるたったひとつの理由
22歳の女性が日本社会を変えた
日本の女性を救うために
孤児院から世界的デザイナーへ
ほか
▽4時限目 すべての冒険には「影の主役」がいる
勇者は仲間と「パーティ」をつくる
星を見上げる男、伊能忠敬
「鉄の女」と呼ばれた女性リーダー
サッチャーを陰で支えた「もうひとりの主人公」
ほか
▽5時限目 ミライは「逆風」の向こうにある
変革者はいつも「新人」である
世界一の小説家になった「新人」
ハリー・ポッターが生まれた魔法の列車
「小さな巨人」と呼ばれた日本人女性
ほか
▽ミライのきみたちへ
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