『仕事は楽しいかね?』デイル・ドーテン

『仕事は楽しいかね?』デイル・ドーテンです!
読書時間 短■□□□□長
読み易さ 易■□□□□難
内容 浅■■■■■深
この本は、180ページの短い物語の中に、とても本質的な仕事観が散りばめられています。
あなたがもし仕事に行き詰まりを感じていたり、未来に期待感をもてないでいるなら、
この本はあなたにパラダイムシフトを与えてくれるでしょう。
逆に、あなたが毎日楽しく仕事をしているとしたら、その秘訣をぜひ読書会で教えていただきたいです。
読書会で皆さんのお話をお聞きできればと思っております!
内容紹介
(Amazonより引用)
あなたの仕事観を揺さぶる180ページの物語。
本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。たとえば老人は「目標を立てるな」という。「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。また、世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれないとも言う。そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。
試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていること…。本書のこうしたメッセージは特別なものではないが、それを痛切に感じさせる語り口が独特である。「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」などは、自分を振り返らせるのに十分である。
物語仕立てのビジネス啓発書としては「短編」の部類に入る本書。シンプルながら味わいのある1冊である。
目次
第1章 仕事は楽しいかね?
第2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。
第3章 試してみることに失敗はない
第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ。
第5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。
第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
第7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。
第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。
第9章 あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。
第11 章 もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
第12 章 覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。
第13 章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
第14 章 きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといい
エピローグ
この会は終了しました。